改善活動
ほぼ毎日のようにトラックで納品に行くと色々大変なこともあり、
社長はじめ従業員の方々で思いついたことを工夫して改善しています。
荷台の奥に積んだ台車を納品に行った先でおろすとき、
納品先のフォークリフトを借りておろそうと思っても爪の長さが足らないので
これまではトラックの向きを変えて
反対側からおろしたりしていたそうですが
今回、台車を引き寄せる金具を作ってみたそうです。
その金具はトラックの壁に自社製フックを取り付けて収納できるよう考えて作られています。
撮影のため台車の中は空になっていますが、
実際はこの台車には製品であるエレベーター操作盤ボックスが100台ほど載せてあり
かなりの重さです。
台車の下に先程の金具を取り付けます。
この金具の穴に荷締め用のベルトのフックをかけます。
ベルトにはラチェットがついているものを用意してあります。
両方の金具にベルトのフックをかけて
もう一方のフックはは台車を載せた台に引っ掛けます。
あとは、ラチェットを巻き上げるとベルトが締まり台車がこちらに引き寄せられてくるという事です。
金具には二段階で引き寄せられるよう二か所穴が開いているので
最初から奥の方にフックをひっかけなくてもこちら側で手が届くようになっています。
ラチェットベルトもトラック後ろの壁に収納出来るようにフックを作ってあります。
写真を撮った時はまだ、この改善策を実践したことがなかったようですが実際に使ってみて
どうだったのかまた、聞いてみたいです。
いつも、改善活動の出来上がりを見るととてもスマートな出来上がりで感心いたします。
出来上がりを見るだけだととても簡単なことのように見えてしまいますが
思いついたものを形にすることってなかなか難しいことなので本当に素晴らしいと思います。