昨日はまた、春駒会の清水さんのもとで郡上節の三味線のお稽古をしていただきました。

今年の夏に岐阜市のマーサ21で盆踊りが行われたとき、
とても郡上踊りが大好きだという少年とお母さまに出会い
一緒に郡上節を楽しんでもらっています。

前回は清水さんと社長の三味線に合わせて歌をうたっていた少年でしたが
今回は社長が「やってみる？」と三味線をさしだすと「うん」と少年。
とても集中して三味線にのめりこんでいきました。

生まれて初めてさわった三味線だったそうですが社長の説明を根気よく聞き
日本古謡「♪さくら・さくら」を最後まで演奏できるようになりました。
そして、「すっごくおもしろかった！」
と言っていました。

その声が聞けて本当に気持ちが穏やかになり
「いいもんだなあ…」と感動いたしました。

清水さんもこれまで６０人くらいの方に郡上節の三味線を教えてこられたのだそうです。
櫓の上での演奏中には踊っている方との掛け合いで演奏が盛り上がり、
キーを高くするから余計に糸を張る、すると糸が切れることもよくあり
糸を張りなおすのには少し時間がかかるので
演奏者が一人だけだとアクシデントに対応するのが難しいそうです。
後継者が増えて伝統芸能が絶えないように伝承できることがみんなの願いですね。

社長も、少年が興味を持ってくれたおかげで練習に張り合いが出て来ますね。

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