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お稽古


夜に社長の郡上節三味線のお稽古についていくと、春駒会の清水会長が
「あなたも歌を覚えてみなさい」と手書きの歌詞をくださいました。

郡上節は全て覚えるのはとても数が多くて大変ですが、清水会長がチョイスしたこれぐらいを繰り返していると
少しずつ覚えていけます。
見よう見まねで歌ってみると、郡上おどりで踊りながら聞いていたあの歌はこういう歌詞だったのか!とわかりなんだかうれしくなります。

初めて聞く歌詞や読み方がわからないところもありますし、歌の意味もわからないところもたくさんあります。
今年89歳の清水会長がわからないところを解説してくださり「そういうことを歌っていたのか…」と
意味が分かると更に面白くなるとともに郡上節の歴史を感じます。

そして、歌には“返し”といって、歌い手へ合の手を入れる人がいて、その返しのタイミングがとても肝心なのだそうです。
「ホイッ!」
とか
「ホーイッ!」
とか曲によって、同じ「ホイ」でも微妙な違いで合の手を入れる技術が必要で、しかも返しが歌のリズムを作っていくほど大切な役割なのだそうです。

「歌詞を自分でも書いてみると覚えられるよ。」
と清水会長が言われていましたが、そういわれてみるとお稽古場には清水会長が手書きで書かれたものが何枚もあります。
せっかくの貴重な機会ですので私も歌を覚えていきたいと思います。