怪獣から逃げ惑う人々
岐阜の怪獣映画「アユラ」の撮影が順調に進んでいるようで、日曜日には柳ケ瀬にてエキストラの撮影が行われました。
新聞でもネットでもエキストラ募集と呼びかけられていましたが、
私は社長がバッチリ写っていた新聞記事からQRコードを読み取って応募しました。
すると、金曜日には“抽選の結果当選いたしました”とメールが来たので日曜日に社長と一緒に張り切って参加してきました。
朝7時から受付開始。まだ薄暗く寒い朝でした。
柳ケ瀬の街に車も人もなくひっそりとしています。
集合場所に到着するとだんだんとエキストラに応募した方が集まってきています。
受付にて、アユラの文字にちなんで「ア」ゾーン、「ユ」ゾーン、「ラ」ゾーンと最初にスタートする場所を割り振られて担当を告げられます。
私達は「ユ」ゾーンでした。
当選発表のメールには季節が9月から10月の設定とあり、厚着に見えないような防寒対策をしてくださいとのこと。
また、いろいろな職業の服装だと大歓迎、作業着や、制服など、大歓迎です。と書いてあったので社長も私も作業服で行きました。
皆さんそれぞれが、ヘルメットの作業員姿、エプロンと三角巾の店員さん風の姿、お子さんたちはランドセルに帽子など日常を表す格好で来られていてさすがだなあ。と思いました。
あと、お祭りの法被に「岐阜」の文字が書いてあるものを着ている人やTシャツに「ロイヤル劇場」と書いてあるものを着ている人もいて、さり気なく岐阜をアピールされていて素晴らしい!と思いました。
柳ケ瀬のアーケードの中を練習も合わせると5回ほど走り、続いて長良橋通りの交差点を通り抜ける所を4.5回走り、最後に美殿町の通りを6回ほど走りました。
「西の方から怪獣が近づいてきています!街もすべて踏みつぶされています!笑ってはいけません!!表情に気を付けてください!」
と助監督さんから説明を受けるたびに、“笑ってはダメ”と心に言い聞かせて走りました。
表情に気を付けて頑張って走りましたが私は最後の方は体力的に限界で、怪獣に追いかけられる表情ではなく走ることが辛いと思う表情になっていたかと思います。
撮影が終わると、エキストラ参加記念品として柴田監督が夜なべをして手作りされた「アユラ缶バッチ」をいただきました。
監督はじめ東宝からも来てみえたスタッフの方々がエキストラの方一人一人に丁寧に御礼の言葉をかけて頭を下げておられました。
大勢の人を動かすには段取りや人員確保、安全な進行など全ての準備に大変な計画が必要だったかと思うと東海制作さんも本当によく頑張っていると思います。
どんな風に切り取られて映画になるかとても楽しみです。
岐阜の怪獣映画に参加できたという記念になって良かったです。
皆さんお疲れさまでした~。