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フォロン展


名古屋市美術館にて行われている「ジャン=ミッシェル・フォロン展」を観てきました。

最寄りの地下鉄出口から歩くと隈研吾氏のデザインで新しくなった御園座が見えました。
旧御園座のナマコ壁のデザインをヒントにされているそうです。
いつか中にも入ってみたいなぁ…と思いながら歩いていると

見えてきました。フォロン展の看板。

そばには科学館もあり、子供たちの姿もちらほら見えます。

ここには何年ぶりに来たのか、懐かしい風景です。

名古屋市美術館です。

ベルギーのアーティスト、フォロンの作品はどれも柔らかい色彩で語りかけてきます。

日常で目にするものや環境などにも感情を表現している作品は

どれを見ても優しい色や細い墨の線で描かれていて絵本を見ているようです。

絵の中で旅をするように登場する「リトルハットマン」が

可愛らしくて、見入ってしまいます。

館内に流れる幻想的な音楽と共にフォロンの絵を見ていると

まるで自分自身も異空間の中で旅をしているような気持ちになりました。

こんな絵を描いてみたいな…と思わせてくれる作品ばかりです。

日本では30年ぶりの展覧会だそうです。

ドローイング、水彩、ポスター、彫刻、写真、オブジェ、などとても見ごたえある展示で大満足でした。

30年前から変わらない美術館のオブジェも最後に見届けて、とても楽しかったです。