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工場の風景 ケース組立編


ケースが80台積み上げてあります。
弊社の国内・国際特許取得済みの技法「スピードファスナー工法」にて亜鉛メッキ鋼板にセルフクリンチングスタッドをかしめ、両サイドを立ち上げるように曲げ加工した状態です。

この後上下にふたをするケースエンドを組んでいきます。
ケースエンドの部品は常に手のすいたときに作ってストックしてあります。
外段取りとして、80台分の部品をそろえておきます。

ブラインドリベットで本体と部品を接合します。
リベットの数もあらかじめ数えてあります。
10台分ずつ袋に入れて分けてあり、10台組み終わるごとに部品とリベットの数を確認することで落としてるところがないかを確かめることができるのです。

このリベッターは本来ならばハンディーで使うものですが、両手が使えるように社長が考えて足踏み式のスタンドを作りました。
これは立った状態での作業用ですが、座って作業ができるタイプもあります。

「フットペダルスタンド」として国内特許取得済みの商品です。


長いワークを手で支えながらリベットを打つのは大変ですがこのように油圧式のテーブルをリベッターの高さに合わせてワークを置くとワークを滑らせて作業ができるのでとても楽になりました。

反対側の部品を組むときは奥の方へワークを滑らせます。

部品をはめてリベットをセットし、足で踏む。


出来上がりました。

すべて溶接なしで作ります。そのため誰が作ってもいつも同じ品質が保たれます。

完成品を台車にのせます。


トラックで納品の際倒れないようにラップでグルグルに巻きます。

完成です。お疲れ様でした。

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