先日、新着情報ページにてお知らせいたしましたが、
社長の新たなる発明品「ポールスタンド」が実用新案登録していただけました。
「ポールスタンド」とは？

このような形をしています。
きっかけは、二軒隣の株式会社マルエイさん。
いつも大変お世話になっております。

(株)マルエイの永田社長さんにはいつも大量のお魚をいただいており、
プロ級の釣り師でいらっしゃいます。
その永田社長さんから依頼を受けたのがきっかけでした。
「釣りをしているときにクーラーボックスを重りにしてパラソルを立てるスタンドを作ってくれないかなあ。」

初めからこのような形ではなかったのですが、社長の考案で溶接レスの工法で完成しました。
青い板の所にクーラーボックスをおいて、角パイプにパラソルを立てて使います。
その形は簡単に思いつくのですが、社長の考えたところは角パイプの部分なのです。

丸パイプから角パイプに。
この角パイプは板材を曲げてブラインドナットをとりつけてあるのですが、
ナットがパイプにテンションをかける使い方になっており角パイプが成り立っています。
ブラインドナットを二枚の板にかませて取り付けてあるからです。
この中にパラソルの柱を立てて蝶ボルトで締めて固定します。

つまり、物を締め上げるナットの役割を持ちつつ溶接なしで角パイプが作れる。
そういう構造なのです。

裏面から見た所です。角パイプを作る板材にあらかじめ耳もつけて曲げてあります。
耳にはセルフクリンチングスタッドをかしめてあります。
既存の角パイプだとしたらこのようなスマートな製作にはならないと思います。
表から蝶ナットで締めて角パイプを板に固定します。
つまり、分解もできるので持ち運ぶのにコンパクトになるわけです。

この案が永田社長さんにも素晴らしいと賞賛していただき、釣り仲間の方々に実際に使っていただいています。
そして、いつも大変お世話になっております松井特許事務所の松井先生にもご相談させて頂き
今回このように実用新案登録していただけました。

釣りだけでなく、キャンプ、運動会、ビーチなど使える場所は様々ありそうですね。
ご興味のある方は株式会社津田工業までお気軽にお問い合わせください。

株式会社津田工業　TEL058-371-1422

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