クリンチングファスナー勉強会
今日はいつも大変お世話になっております、三菱電機ビルソリューションズ株式会社さんと三菱電機エンジニアリング株式会社さんから6名ほど来てくださり、エレベーター操作盤の設計についてより効率よく製造でき単価も安くなるにはどのような設計にしていくべきかというような話を弊社津田社長と共に意見交換する場をいただきました。
主には、クリンチングファスナーを使った設計に関するもので、請け負って加工する弊社の立場とメーカー側の設計する立場でお互いに意見を合わせておくとどちらもスムーズな仕事になるわけでこういったことは今後の開発にとても有効なものです。
クリンチングファスナーを扱う量が非常に多い弊社ならではの注意点や設計上のポイントなど日頃から感じていることを社長が説明させていただきました。
クリンチングスタッドの歴史から、使用にあたってのメリット・デメリット、品質管理、かしめ専用機の種類、よくある施工条件の質問などパワーポイントにて説明させていただきました。
工場の中も見学していただき、弊社の「スピードファスナー工法」も間近で見ていただきました。
実物を見るとさすがに設計者の方ならではの色々な質問が出て、すべての回答をすぐに仕事に生かされるのだろうなという感じでした。
手差しでかしめる専用機単発プレスも見ていただき、スピードファスナー工法と専用機を使い分ける分岐点を確認してみえました。
ロット数に応じてタレパン用の治具を作った方がいいかどうかの注文数量による見分け方など質問が尽きません。
弊社では平らな板にクリンチングスタッドをかしめてからネジに干渉しないように曲げる後曲げを得意としています。その曲げるところも実際に見ていただきました。
「こんなにきれいに曲がるんだ!」との声も聞かれうれしくなりました。
組み立て作業でも便利なリベッターの使い方を見ていただきました。
最後には恒例の所ジョージさんにももらっていただいた「満足感ストラップ」を説明動画を流しながらお配りして勉強会を終わりました。
共に実りある時間となったら幸いです。
今日はこのような機会をいただき誠にありがとうございました。