ダットサン修繕レポート
中古で購入したダットサントラック三方開きの修繕続報です。
フルフラットデッキの板材がむき出しになっており、劣化が否めない状態でしたので
デッキ全体を鉄板で覆います。
板は溶融亜鉛メッキ鋼板1.2ミリを使いました。
二枚の板が真ん中で接着してありクリンチングスタッドがとびだしています。
写真と上下が逆ですが、構造として図解するとこうです。
二枚の板を重ねて溶接で接合すると、重ねしろの部分が厚みになり
デッキで荷物を滑らすときには引っ掛かりになります。
それを避けるため、フラットに二枚の板を接合する構造です。
デッキの板材には、ザグリの下穴をドリルであけておき、スタッドが入るようにしておきます。
これで、位置決めにもなり外れ防止、ズレ防止になります。
鉄板の準備をしたら、乗せる前に板全体に腐り止めの液体を塗ります。
養生テープを張り塗っていきます。
とても暑い日でしたので、炎天下での作業お疲れ様でした。
会社にあった刷毛、少し小さかったですね。
防腐剤が乾いたら鉄板をのせていきます。
先程のザグリの穴にぴったりな位置で
たたきます。
スタッドが下穴に入りフラットなデッキになります。
ぴったりと収まっています。
周りを溶接で固定していきます。
コーナーに四角い切り欠きがありますね…何の穴でしょう。
この続きはまた、次回にお伝えいたします。
まだまだ続くダットサン修繕レポートお楽しみに!