リサイクルボックス |ブログ|株式会社津田工業 リサイクルボックス |ブログ|株式会社津田工業

blog

リサイクルボックス


スクラップの回収をしてくださる業者さんにお借りしているリサイクルボックスです。

弊社ではアルミ、鉄、ステンレスを主に扱っているのでそれぞれの箱をわかりやすく色を塗り、リサイクルマークを大きくステンシルしてあります。

アルミや鉄のリサイクルマークは一般的によく見るのですがステンレスのリサイクルマークはわからなかったので
社長が「星にしようか!」と提案。津田工業オリジナルのマークを何年か前に作りました。

ステンレスはニッケルが混ざっているものとそうでないものとで買い取り価格が違ってきます。
弊社が扱うステンレス板300番台と400番台は分別しておかないといけないのです。

これまで300番台を入れていた箱を400番台のニッケルを含まない方を入れる箱に変更、皆さんが間違わないようにするため、番号を書き換えます。

まずは、元の304という数字をベースの色で塗りつぶし、それが乾くうちに400番台のステンシルを作ります。

私のものづくりはいつも原始的なやり方でお恥ずかしい限りですが見てくださいね。
ワードで出したフォントを厚紙に貼りカッターで切り抜きます。
アートナイフなどを使えばカーブの所も切りやすいのですが、会社には置いてなかったのでカッターで根気よく切り抜きます。

この作業をしている時、切り絵作家の藤城清治さんを思い出しました。

会社の窓に貼っている藤城先生の作品。

お客様にいただいたカレンダーを再利用したものですがどれもとても素敵な作品です。

日光で色あせてしまったものもあります。
今年100歳になる藤城先生はいまだに作品作りをされています。カミソリで切り絵を切っていく動画を見たことがありますが、指にカミソリの形のタコができていてすごいと思いました。

私も、少し切っただけで手が痛くなりましたが、藤城先生の動画を見て“こんなことで痛がっていてはいけない”と自分に言い聞かせて切り続けました。
ステンシルなので切り抜いたときに抜け落ちてしまう中央の丸などは、つなげておきます。

「ニッケルは混ざっていません。」の印も切り抜きます。

切り抜いたものを位置を考えて貼り合わせます。

それをリサイクルボックスに貼り

位置を確認

いざ、スプレー缶で色を塗ります。

どうかうまく、文字が出ていますように。と念じながらスプレーをします。

少し待ってからはがします。

おお~!なんとかうまくいきました!

こんな感じです。

箱の裏や側面にもスプレーして完了。
これで正しく分別していけそうです。