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アルミのばらし


昨年の後半から大変仕事が忙しく、少数精鋭の弊社でも猫の手も借りたいほどですが皆で頑張っております。
こちらは、1.5mmのアルマイト材です。2500×1250の大きさです。
タレパンにて抜き加工がしてあります。

プログラムで多数個どりされた部品が並んでいます。これをばらしていきます。

外周の所から折り曲げて外しますが途中に切手加工が施されているのがわかるでしょうか。

このように折り曲げてちぎりやすく角穴をあけてあるものです。

製品には必要のない加工ですが、大きな板材から部品をばらす時にこの加工がしてないととても大変なのです。
これはアルミ材なのでまだ軽いものですが、鉄やステンレス板などになると重さもあるので外す作業に負担がかかります。

この加工のおかげでとてもバラしやすくなります。

プログラムする時点でどんなふうに外していくのかを想像した上で外周に角穴を配置されています。

社長はプログラム担当者には抜きあがったものを実際にはずさせて、どこに切手加工を入れたら外しやすくなるのかということが想像できるように体験してもらいます。

少しでも労働生産性を上げるために工夫していることのひとつです。