板材の鉄バンドをほどく危険性 |ブログ|株式会社津田工業 板材の鉄バンドをほどく危険性 |ブログ|株式会社津田工業

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板材の鉄バンドをほどく危険性


夕方社長が4×8の亜鉛メッキ鋼板をタレパンラインの材料棚にセットしていました。

梱包してある鉄バンドを一本は残して運んでいます。

この最後のバンドを外して運ぶことの危険性を社長は経験上知っているので、棚に置くまで外しません。

フォークリフトの爪がもっと長いものであれば危険性が少ないのかもしれませんが

うちのフォークリフトの爪では4×8の板を運ぶとき長さが少し足りていないので
バランス良く支えていたとしても、

鉄バンドをすべて外した瞬間に鉄板の左右がたわみ、支えていた木製スキットの釘が外れて縦方向の材木が抜けることがあったそうです。

そうなると、もはやバランスは保てなくなり、スーッと鉄板が滑り始めたと思ったら…どっか~ん!と鉄板すべて落下してしまう。
そういう怖い経験をうちだけでなく、お客様の所でも目の当たりにしたそうです。

2トンや4トンの材料を運ぶのですから、危険性を充分考えておかないと本当に怖いです。
こういった危険な経験は従業員の方々には伝えてあるようですが、
毎日のようにフォークリフトを使って材料を移動させるので常々話をして確認しあうといいと思いました。