2024.04.04
柊~ひいらぎ~の棘
先月、岐阜の街に行った時のことです。
とあるお店の前に植えてある柊の葉っぱがトゲのある葉っぱと、トゲがなくて丸い葉っぱが混在していることに気づいた社長と娘。
わあ~!不思議~!!と思って写真を撮りました。
早速、ネットで検索してみると
「ヒイラギの葉のトゲは葉を食べるシカなどの草食動物から身を守るためであり、食べるものがない冬にも柊が緑の葉をつけているのはトゲのあるを食べられることがないから。若い木の時は背が低く、草食動物にもとどいてしまうためトゲのある葉で身を守るが、木が大きくなりシカなどが葉っぱにとどかなくなると葉を守るためのトゲはもういらなくなるからトゲの無い丸い葉っぱに変わる。」
と書いてありました。故に、歳を重ねた柊の葉は丸い葉になるんだそうです。
そんなふうに木にも意思があって変身しているようでとっても面白いですね。
そんなことがあったことはもう忘れていたのですが最近暖かくなり、会社の花壇のムスカリがとってもかわいらしく咲いてくれているので写真を撮ろうと思ったら…あ!うちにも柊があった!
えっ!うちの柊の葉はどうだろう!?
うーん…まだトゲがあるような、でもギザギザでもなく四角い感じ。
会長が枝切りはさみでジャクジャクカットするから抵抗しているのかな?
あっ!丸い葉っぱあった!
この木も何年生きているのかわかりませんが、意思を持って少しトゲが変化してきているのかな。
こんな風に植物の気持ちになって観賞するのも楽しいです。
人間も年を取ると丸くなるのと同じなんですね。