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脳とスポーツ


脳科学者の茂木健一郎さんと、元プロ野球中日ドラゴンズの選手であった谷沢健一さんの講演会にお誘いいただいたので聞いてきました。

茂木先生のインスタより
社長と同じく東京マラソンを完走された茂木先生。
講演会で話している間中、ずっと軽やかに動き回っていてお客様に近い場所で身振り手振りで話をされ全くじっとしていられない人なんだとわかりました。

茂木先生いわく、人は新しいことにチャレンジして、それを達成すると脳内にドーパミンが出るんだそうです。
しかし、年を重ねると人は新しいことに挑戦する意欲がなくなることが多く、その理由の一つに自分を見下して“自分には到底無理”だと決めつける人が多いと言われました。
チャレンジするには自分の事(自分の個性)を受け入れることが大切なんだそうです。

茂木先生は小さなころから“落ち着きがない子”と言われ続けてきたそうです。
ですが、こうしていろんな場所に行き色んな人と交流しいろんなことができたのもフットワークを軽くして言い換えれば落ち着きがなかったせいであると。
それは茂木先生にとって短所でもあるけど長所でもあるんだといわれました。長所と短所は表裏一体なのだそうです。

自分を受け入れることは幸せにつながり、自分を受け入れている人はとても楽しそうにお話をされるそうです。

こちらも茂木先生のインスタより
茂木先生と共に公演された元中日ドラゴンズの選手で谷沢健一さんです。

谷沢さんは、御年77歳になられたそうです。現役のころよりほっそりされましたが今でも様々なことにチャレンジをしていてとても充実した表情で話をしてくださいました。
阪急からのドラフト4位指名を蹴り、自ら受験してあこがれだった早稲田大学に入学した話から、中日ドラゴンズに入団してからのアキレス腱痛での故障、酒マッサージ師の話、復帰した時は高木守道さんが背中を押してくれた感動の話。そして、中日を退団する時の星野仙一さんとの苦い話…などなど
中日ファンにとっては懐かしい時代の裏話を話されました。現役引退後も早稲田大学にて国際経営学を学び、当時はそれに対するヤジも多かったそうですがそのあとから桑田真澄さんなど、野球界を引退してからも学びなおす選手が増えたんだそうです。
現在もクラブチームを育てる活動をされていて野球界をもりあげるために精力的に活動されています。
まさにチャレンジし続ける人生を歩まれていて本当に素晴らしいと思いました。

お二人の話は生き生きとしていて、大変刺激になりました。