カイゼン活動
土曜日に行うことが多い「カイゼン活動」ですが、従業員の方々が改善するとよいと思う所を社長に相談し
必要なものがあれば購入し設計、製作します。
今回村瀬さんがカイゼン活動で作ってくださったのは、レーザー加工機のスクラップボックスです。
弊社のレーザー加工機、アマダLC-1212αⅡ。
年季が入っていますが、現役で使っています。
このように、機械の側面から二つの箱がつながって出てきます。
機械の配置レイアウト変更してから、このスクラップボックスを取り出すのが狭くて
しかも箱自体の重さがとても重たくて、スクラップが満載になると持ち上げるのが重労働でした。
前回、村瀬さんは重い箱の中に軽いアルミで二重に箱を作り、中の箱だけを取り出してスクラップを廃棄するように改善なさいました。
これがその二重になった箱です。
今回は箱ごとアルミ製で作られたそうです。
箱と箱の連結部分も元の物よりも少し短めにして、納めた後の蓋が閉まりやすくしたそうです。
キャスターは古いものからリサイクル。
歪んでいたものをたたいて直し取り付けられたそうです。
工法は全てファスナー工法で組み立て式、溶接レスです。
前のとくらべると、軽量化しているのでこまめにスクラップボックスを空にすることができそうですね。