昨日は「真正春駒会」会長の清水さんに郡上節のお稽古をしていただきました。
思い切り声を出すことの少ない生活をしているので、腹から声を出すことの難しいこと。
御年88歳の清水会長の声の張りには到底近づけません。

その清水会長は岐阜護国神社や愛知県熱田神宮などで
神前挙式を挙げられるときの「長持唄」を神社の方から頼まれて
かれこれ30年程歌われているそうです。

先週末、護国神社で歌うと聞いたので一度拝見したくて行ってきました。

金華山の麓にある岐阜護国神社は大自然に囲まれ
堂々とした厳かな空気のある大きな神社です。

挙式が始まる前に清水さんと談笑。

紋付袴姿が凛々しいです。お隣は尺八の先生。

始まりました。日の丸の扇を持って歌う清水さんの高らかな声が神社に響き渡ります。

大きな鳥居から神殿まで花嫁行列が100メートルほどの参道を静々と歩く様子は
日本らしくていいものだなあと感動します。

こんな厳かな神前結婚式を初めて拝見いたしました。

我が子が結婚式をする時にはこんな素敵な結婚式もいいなあなどと思ってしまうほどでした。

長年鍛えてこられた喉と年月がだす味わいに感動させていただきました。
そんな清水会長にお稽古していただけることを貴重な時間としてこれからも郡上節頑張ります！